物語のティータイム

10/1(日)KBS特別絵本講座【ピーターラビットと仲間達】の特別講師・北野佐久子先生の新刊『物語のティータイム―お菓子と暮らしとイギリス児童文学』(岩波書店)を読ませていただきました。
代表的なイギリス児童文学11作品を取り上げ、お菓子やハーブなどの植物、イギリスの習慣などイギリスの暮らしから読み解いていく楽しい内容でした。

 

 

『ライオンと魔女』C.S.ルイス(岩波書店)
『たのしい川べ』ケネス・グレーアム(岩波書店)
『秘密の花園』フランシス・ホジソン バーネット(岩波書店)
『リンゴ畑のマーティン・ピピン』エリナー・ファージョン(岩波書店)
『クマのプーさん』A.A.ミルン(岩波書店)
『ツバメ号とアマゾン号』アーサー・ランサム(岩波書店)
『時の旅人』アリソン・アトリー(岩波書店)
『ピーターラビットの絵本』ビアトリクス・ポター(福音館書店)
『トムは真夜中の庭で』フィリパ・ピアス(岩波書店)
『くまのパディントン』マイケル ボンド(福音館書店)
『風にのってきたメアリー・ポピンズ』P.L. トラヴァース(岩波書店)

 

まず、ピーターラビットから読もうかと思いましたが、その前の『時の旅人』も気になって、そこから順に読んでいき、最初に戻りました。
といっても、ピーターラビットや作者のポターのことは、他のページにも度々出てきました。先生のポターへの思いが伝わってきます。

 

先日先生にお会いした時に『リンゴ畑のマーティン・ピピン』のお話を伺って、相当お好きなことが伝わってきましたが、今回この本を読んでさらに、ぜひ読んでみたいと思いました。

 

日本人にイメージしやすいような名前のお菓子に訳されているものが、原文ではまったく違うお菓子だったり、イギリス人の食べ物に対する思い入れや歴史などもわかります。
お菓子作りが好きな方ならきっと作りたくなる、日本でも作りやすいようにアレンジされたお菓子のレシピもあります。

 

ハーブや花などの写真も豊富で、名前を聞いただけではわからない植物も見ることができます。
先生が実際に行かれた物語の舞台の描写を読むと、イギリスに行きたくてたまらなくなります。