中村不折記念館「あの人、こんな字!日本編」

ろくに書など読めないのに、生誕150年の夏目漱石と正岡子規の特設コーナーもあるということで、5月にも行った書道博物館を再訪しました。

中村不折は画家で書道家で、漱石の本の挿絵なども描いていますが、前回は見られなかった『吾輩は猫である』や『漾虚集』の挿絵も展示されるというのが、今回一番のお目当てです。

 

ギャラリートークを申し込んでいたので、学芸員さんの解説が聞けて、見るポイントもわかって、草書など読めないなりに面白さが伝わってきました。

 

子規は達筆で有名なのですが、手紙によってまったく書体が変わっているのが面白く、友人の結婚祝いの手紙には挿絵なども描かれていて素敵でした。


漱石は、自分では子規のようにうまくないと言っていますが、相当達筆だと思います。良寛の書に憧れたという人で、柔らかい線が好きです。

でも、巻物の長い手紙では、最初の数行と最後の方ではかなり調子が変わっていて、だんだん大きな字になっていくところが親近感が持てました。

 

9月からの「あの人、こんな字!中国編」は関係ないかな、と思ったら、『三国志』の写本や諸葛孔明の書も出るとか。
行かなければ!