映画「ラ・ラ・ランド」

いろいろなミュージカルのパロディとオマージュが込められた映画と聞いていたので、せめて『シェルブールの雨傘』と『ロシュフォールの恋人たち』は見てから、と思っていたのに、レイトショーを見に行ってしまいました。

 

http://gaga.ne.jp/lalaland/

エマ・ストーンの部屋にはイングリット・バーグマンのポスターがあって『カサブランカ』の話が出てきたり、『理由なき反抗』の天文台が出てきたり、女優を目指す主人公の話だから各シーンに映画の要素が満載。

『ウェストサイドストーリー』『雨に唄えば』『パリの恋人』『踊る大紐育』などいろいろ連想する映画はあったけれど、一番見たくなったのは『巴里のアメリカ人』。あの様式美の世界がかなりの部分で再現されていたのが良いですね。

 

二人で踊るシーンは、タップダンスもあって、フレッド・アステアの映画だろうなと思ったけど、残念ながら古い映画はほとんど見ていないのでわからなかったのが残念。フレッド・アステアとジンジャー・ロジャースの映画も見たくなりました。

 

相手方のライアン・ゴズリングは、ジャズピアニストを目指していて、部屋にはビル・エバンスのポスターがありました。最終的に自分の理想のジャズクラブを持っていて、その店にもビル・エバンスの写真が飾られていました。
ビル・エバンスといえば、1980年の日本公演に行く予定だったのに、直前で亡くなってしまって行けなかったのが今でも残念です。

 

ジャズファンの中には反感を持つ人もいるらしいけど、映画のパロディミュージカルとして見れば、結構楽しめる映画です。