斎藤惇夫先生特別講座【読書力を育てる絵本講座】

2012年1月から開始した親子絵本教室「キッズ・ブック・スペース」が今年で5周年となり、斎藤惇夫先生に特別絵本講座をお願いしました。

 

斎藤惇夫先生は、冒険者たち ガンバと15ひきの仲間』などの児童書の作者で、作品はロングセラーとなっているだけでなく、アニメ、舞台、ミュージカルなどにもなっています。

各地で絵本と児童書の講演もされていて、浦和の幼稚園では絵本大学を毎年9回開催されています。

保護者だけでなく一般の人も参加できるということで、私は2013年度に参加し、とても楽しかったので次女にも勧めると、次女は2014年度に参加しました。

いかに子どもを本好きに育てるかということで、絵本から児童書を熱い想いで紹介してくださるので、読みたくてたまらなくなります。

 

それをきっかけに読んだ『トムは真夜中の庭で』は、子ども時代に読んでおかなかったことを後悔しました。

トムが真夜中の庭で出会った少女ハティの目線で世界に入ることで切ない感動はできるのですが、子どもの頃読んだら、トムの目線で別の感動があっただろうと思うのです。

 

このように、良い児童書というのは子どものためだけにあるのではありません。子ども時代、成人後、高齢者世代とそれぞれの時期で別の楽しみ方ができるということが実感できました。

 

私としては、実家が本屋だったので種々雑多な本に触れており、子ども達にも自由に読ませていて、それで自分の選択眼を養えたと思うのですが、子どもには、できるだけ良質の本だけを読んであげなさい、ということです。

10歳までは大人が読んであげるべき、ということで、北欧のお父さんのお話が印象的でした。北欧では、本を読んであげるだけでなく、親が民話を語ることができるそうで、寝る前にお話をするのはお父さんの役目だそうです。

 

先生が、子どもの本を選ぶ際の指針となる本を紹介してくださいました。お話を伺って読みたくなった児童書がたくさんあるのですが、なかなか時間がとれなくて読破できないことが残念です。