読み上げ算

「ねがいましては、○○円なり、○○円なり・・・」という声が響くのが、昔の大人数の珠算塾風景ですね。

読み上げ算は、指導者が読み上げる問題を聞いて計算をします。
自分のペースではなく、読むスピードに合わせて計算をするため、スピードと集中力が向上します。

 

教室を始めてから何年かは、読み上げ算や読み上げ暗算をやっていました。3級以上の上級の生徒はほとんどいないし、レベルの差が大きくなかったので、少人数でも少しずつレベルを変えて問題を読み上げていました。

 

現在、ひとクラス8人以下で、始めたばかりの子から段位の練習をしている子までいて、レベルの差が大きくなり過ぎて、読み上げ算をやることは難しくなりました。
3級以上の生徒が増えてきてから、完全に個別指導に切り替え、読み上げ算はあきらめました。

 

一人ひとりのレベルに合わせて、毎時間全部の生徒の指導を徹底するためには、10人以下でないと無理だと思って始めた少人数・個別指導の教室です。
かつての珠算塾のように、読み上げ算やコンクール形式のプリントなど教室で一斉にやる形式を取り入れたこともありますが、試行錯誤のうえ、現在の指導形式になりました。

 

自分のできる範囲で、全ての生徒が持っている能力を最大限伸ばしていけるようにしたい、というのが目標です。
子ども達は、自分の努力次第で能力を伸ばせることに気づくと、そのこと自体が面白くなり、自主的に取り組んでいってくれます。

自分の能力を伸ばす方法を見つけ、その面白さに気づいた子は、自分に自信が持てるようになり、将来的にいろいろな方面で力を伸ばせるようになると信じています。