お買い物ごっこ

ちょっと前までは、子どもに簡単な買い物を頼んだりすることも多く、小学生くらいになればお金の数え方を知っていることが多かったような気がします。
最近は子どもを一人で外に出さないせいか、お買い物の経験のない子が多く、お釣りや両替の観念がわからないことが多くなってます。
計算自体は問題集などでかなりできる子でも、実生活でお金の計算をしたことがないため、具体的なイメージを持てないことも増えています。

そろばんはお金を知っていると説明がしやすく、1円が10個で10円、10円が10個で100円ということを知っている子は、すんなりそろばんの珠を読めるようになります。
算数の繰り上がり、繰り下がりの計算も、お金の計算ができればすぐに理解できるようになります。

繰り上がり、繰り下がりがわかってないからと、算数の問題集をつきっきりでやらせる保護者もいらっしゃいますが、せっかくの親子の時間を勉強に費やすより、お買い物ごっこでもして遊んで過ごした方が子どもも喜びますし、問題集よりもずっと実生活に役立つ計算が身につきます。
子どもと一緒の時間をどうやって過ごしたら良いかわからずに、小さい頃から勉強をやらせてしまう保護者も多くなってますが、工夫次第でいくらでも遊べるはずです。

実生活でも絶対必要になるお金の数え方は、子どもも興味のあることですから、ぜひ遊びに取り入れてほしいと思います。
お買いものごっこのオモチャや銀行ごっこのお金なども売ってますが、スーパーやデパートの広告を切って商品を作ったり、画用紙に金額を書いてお金を作ったりして、手作りのお店屋さんごっこも安上がりで、親子で楽しめます。
商品は、持っているオモチャや手作りのもの、日用品など、身の回りにいくらでも見つけられます。

遊びながら、全部でいくらになるか足し算したり、お釣りがいくらになるか引き算したり、細かいお金をお札に交換してもらったりなど、具体的なものを使って計算をすることで、理解も早くなり、記憶に残ります。
低学年でも、家でたくさん勉強しなきゃならないから大変、という生徒もいますが、紙上の勉強を大量にやるより、身体を動かして実体験に基づいた勉強をもっと楽しんでほしいと思います。