富士山の見える部屋から

あけましておめでとうございます。

去年は、あと数年は引越しの予定のなかった東教室で、突然退去の申し出があったり、移転先探しでもいろいろ問題があったり、その他いろいろツイていないことが続き、踏んだり蹴ったりでした。

年末に引っ越してみて、西の窓から富士山が見えることがわかりました。
最初に部屋を見に来たときも、入居が決まってから下見に来たときも、時間と空模様のせいか、見えませんでした。
方角的には見えるはずだと思ったので、西友のビルの陰になってるのかな、とちょっとがっかりしてました。
でも、そんなにツイてないことばかりじゃなかったんだ、と思えました。

人間誰しも良いことばかり続くことはなく、悪いことが続いたり、小さなことでも次から次へとアンラッキーが重なると、自分はツイてないのでは、と思える時があります。
心身ともに絶好調の時なら、まったく気にしないようなことでも、体調が悪かったりすると全てが不幸の種のように思える時もあるでしょう。
そのために、不幸が続いているような気になったりもします。

また金メダルを取ったソフトボールの話に関連しますが、チームを優勝に導いたのは、イメージトレーニングの効果が発揮されたという話があります。
いろいろなスポーツやビジネスなどでメンタルトレーニングの指導をしているという西田文郎さんの「ツキと幸運がやってくる31日の習慣」という本は、一見何かの宗教か怪し気な商法かと思いました。
でも、具体的に何をしたらポジティブになれるか、何を続けたらメンタル面で強くなれるかを示し、単に「果報は寝て待て」的なラッキー本ではありませんでした。

ポジティブシンキングの本はいろいろありますが、元々ポジティブな人間には無用な精神論だったり、悲観的な人には、どうやったらポジティブになれるのかが少しもわからない内容がほとんどです。
でも、自分の夢や目標、目的を自覚したり、前向きな気分になるための何らかの行動を自分で考え、実行し、続けることで、結果的に夢が実現したり良いことが起こるという理論です。

基本は、「自分はツイていると信じる」「人も自分も喜ばせる」「周囲のみんなに感謝する」という、あらゆる宗教や怪しげな商法でも活用され、多くの成功本やビジネス本でも書かれていることです。
ドラマにもなった「夢をかなえるゾウ」も同じような感じでしたね。
そんなわかりきったことも、実際にはなかなか実行できなかったり、続けられなかったり、落ち込んだ時はとてもそんな気分でなかったり、ということが問題なわけです。

ところが、ツイてないと思った時、落ち込んだ時、自分でちょっとした行動や言葉を決めておくと良いということです。
昔の人は、よくやっていたことですよね。「クワバラクワバラ」などと言ったり、信心深い人はお祈りやお経などを唱えたり。
ちょっとしたことで、すぐに気分を回復させる技を身につけることで、常に自分を信じることができれば、目標に向かって努力を続けることもできますし、必然的に夢を実現することもできるでしょう。

何をやっても、試行錯誤のない成功はありませんし、あきらめさえしなければ失敗ではなく、成功への一つの段階でしかありません。
自分を信じられなければ他人を信じることはできませんし、自分を大切にできなければ他人を大切にできるはずもありません。
でも、続けることが難しいですよね。
そのためには、自分なりのおまじないも有効かもしれません。

もうすぐ受験の時期ですが、みんな自分を信じて、自分と自分の目標を大切に、体調や成績の不調に左右されることなく、合格した自分を確信しながら、最後まで能力を伸ばし続けて頑張ってほしいと思います。