のだめカンタービレ

これも、我が家の愛読コミックの一つです。
天性のピアノの才能を持ちながら、それに気づかず、活かさず、幼稚園の先生を目指していた音大生が、天才的な才能を持ちながら、過去のトラウマから海外へ行けない先輩に憧れることで、本気でピアノに取り組む、というクラシック音楽コメディです。

ちょっと前ドラマにもなって、予想外に面白くできていました。
ゴールデンタイムのドラマなのに、こんなにクラシックの曲を聴かせてくれるのか、という驚きと、ドタバタのコメディを結構うまく処理していて、ドラマなんて無理だろうという予想を裏切ってくれました。

今は深夜にアニメもやっていて、こちらはコミックに忠実にストーリーも展開し、曲もいろいろ聴かせてくれます。
クラシックマニアではないので、聴けば知ってる曲も、作曲家や曲名だけ書かれてもわからない曲がたくさんあります。
それを、ストーリーと共に次々と聴かせてくれるのが嬉しい。

最新刊では、主人公の“のだめ”が、留学先でサロンコンサートをやることになります。
そこで演奏する曲を見て、やっぱりフジ子・ヘミングみたいだな、と思いました。
リストやショパンみたいな超絶技巧的な曲を、早く上手に弾くだけでなく、叙情的に聴かせるのです。

フジ子・ヘミング復活のきっかけとなったドキュメンタリー番組を思い出しました。
何気なくつけていたテレビから流れてきた「ラ・カンパネラ」に、思わず引きつけられました。
この人の指は何十本あるんだろう、というくらい何重にも複雑に聞こえる音色。
リストの「ハンガリアン狂詩曲」は、下手なオーケストラの演奏より華やかですごい、と思いました。

のだめやフジ子みたいに天才的でなくても、ショパンやリストがピアノで弾けるのって憧れます。
いまだソナチネレベルの長女でも、一生ピアノを続けたら、ショパンが弾けるようになってくれるのでしょうか。
いつか生活にゆとりができたら、自分でももう一度習ってみたいなあ、と思いますが、その頃でも指が動いて上達が望めるでしょうか。
下手でもなんでも、自分で楽器を演奏するって、癒されます。(他人には迷惑でしょうが)