好きなことを仕事にするのが一番

ようやく息子の受験が終わりました。
一時は希望の学部が全滅し、最後に進路変更した経済学部に決めました。大きな期待をされてない息子は、とにかく大学に受かったというだけでみんなで大喜びしていました。
それが昨日突然大学から電話があり、希望の学部に繰り上げ合格できたということでした。入学金は二重に払うことになりますが、息子の希望通り初等教育学科に変更しました。

経済学部は、経済観念の発達した息子にはぴったりで、どんな職業にも役に立つことが学べて良いだろうと思っていましたが、本人は、浪人までして勉強してきた成果が得られなかったと思ってたようです。
とにかく目標を達成できた、ということは大きな自信につながり、同じ大学生活でも、意欲がまるで違ってくるでしょう。
将来やりたい職業につくために勉強できるわけですから、夢を持って勉強することもできます。(実際にやってみれば、そんなに甘くないことも多々あるでしょうし、さらに就職となると、苦労するだろうことは目に見えているのですが)

親としてみれば、学校の先生みたいな大変な職業を何故選ぶのか理解に苦しみます。単に子どもが好きというだけでは勤まらない仕事で、様々な保護者や管理者とのお付き合いも大変そうだし、どう考えても楽して儲かる仕事とはほど遠い世界です。
身近に小中学生を教えている姿を見ているので、子どもに教えることの大変さは、それなりにわかっているでしょう。でも私のように、好きなことだけを、自分の方針で好きなように教えるだけですむわけではない学校の先生の苦労は、まだわかってないでしょうね。

それでも、親バカかもしれませんが、息子みたいな先生がいたら良いだろうな、とも思ってます。
勉強好きで優秀だった、とは決して言えないだけに、勉強嫌いの子の気持ちがわかるでしょうし、優秀でなかった分、自分なりの勉強方法を見つけるまでにたくさんの試行錯誤をしています。生まれつき優秀な人よりずっと、教えるのは上手だと思うのです。

子どもを見て、かわいいと言う人は多いのですが、実際の世話はできないという人もたくさんいます。でも、保育士にもなりたかった息子は、よその赤ちゃんのオムツを交換するのにも何の抵抗もないそうです。(本当の育児の苦労はわかっちゃいませんが)
本当に子ども好きなんだなあ、と思います。

ハンディキャップのある子とも、自然につき合えるはずです。
保育園から小学校まで、ダウン症のお友達と遊んでいました。親は、そのお母さんからの受け売りで、その子が他の子と違うところは個性と思って特別視しないように、とか言ってましたが、実際には、息子のように自然に接する自信はまるでありません。
それに息子自身も、運が悪ければ弱視になっていた可能性がありました。ハンディキャップのある子どもの気持ちも、一般の人より理解できるのかもしれません。

片親などの家庭環境にも対応できます。
15歳で両親が離婚し、父親が出ていく時には、後を頼むと言われてたようなので、気ままな母と、頼りない姉と、躾のなってない妹の責任を一身に背負ってます。(しかも、小姑みたいに口うるさい、とみんなから文句を言われながら)
苦労してる分、同じような人の苦労も理解できるでしょう。

とにかく、一度は閉ざされた夢への扉が開いたわけですから、精一杯頑張ってほしいものです。

昔父から
「自分の好きなことを仕事にできるのが一番幸せだぞ」
と言われたことがあります。
最近読んだ『ユダヤ人大富豪の教え』にも、同じようなことが書いてありました。
「幸せに成功するためには、大好きなことをやること」
「好きなことをやってお金になるのは、最高。
 好きなことをやってお金がないのは、好きなことができているので結構幸せ。
 嫌いなことをやってお金があるのは、人よりましと思っても、嫌いなことで少し不幸。
 嫌いなことをやってお金がないのは、最低」
「子どもにしてやれる最高の贈り物は、自分が好きなことをやって生活する姿を見せること」

現実問題としては、好きなことで悠々自適の生活ができる人は極わずかでしょうが、好きなことが見つからなくて、好きな仕事ができない、という人もたくさんいます。
優秀な人ほど、得意なことと好きなことの区別がつかなかったり、好きなことを見つけられないことが多いそうです。
それを考えると、優秀ではなくても、大好きなことがたくさんあるうちの子ども達は、それだけで結構幸せなのでは、と思えます。

人生で何が成功か失敗かは、人によって違います。
発明家が発明に失敗するのは、あきらめた時だけだそうです。
あきらめずに研究を続ける限り、成功の可能性はあり、失敗ではないのです。
何事もマイナスに考え、何に対しても誰に対しても否定する人がいますが、それでプラスの人生が送れるとは思えません。
何事もプラスに受け止め、いろんな事、いろんな人を好きになり、あきらめずに人生を送る限り、失敗はないと思うのです。
例え人からは、失敗だらけの人生じゃないかと思われてたって、私自身はまだあきらめてませんから、成功の可能性だってあるのです。
好きなことをしている限り、お金はなくても不幸でもないのです。
優秀な子も、それほどでない子も、本当に大好きなことを見つけ、それで生活できて、最後まであきらめない、楽しい人生を送ってほしいな、と思います。