親って難しい

うちの子は、時々昔のことを持ち出して親を責めます。
「保育園のお迎え忘れて、すご〜く遅く迎えに来たよね。一人ぼっちで先生と遊んでたんだから」と次女が言えば、
「俺なんか、鼓膜が破れるかと思うほど殴られたことある。」
と長男が言います。
確かに、仕事が忙しくて時間を忘れてたこともあったし、お姉ちゃんを泣かせるようなことしたから殴ったこともあるけど、なんで今さら?
夫婦げんかや仕事のストレス発散のために幼児虐待をした覚えはないし、何もしてないのに叩いた覚えもないし、その後には必ず抱きしめてフォローしたはずなのに、そんなことは覚えちゃいないんだから。(よそのお子様には絶対手をあげませんよ!あとのフォローができませんから)
次女なんて、一歳から保育園に預けていたので、あまり手をかけてあげられない代わりに、毎日毎日抱っこしてお話したり、抱きしめ合って「大好き〜」ってやってたのになあ。長男は、それをうらやましそうに覗いてるから、「おいで」と言うと、そんなこと今さらできるか、って感じで逃げちゃうし。(その間、我関せずと黙々と一人でお絵かきしてる長女もそばにいたんですけど)
毎日一緒に遊んだり、本を読んだりしてあげたことは、親の当然の務めとして簡単に処理され、マイナス面だけが強調されて記憶されてるんだから、ひどいもんですよね。

でも、自分を省みても、縁側から転げ落ちるほど父親から殴られたり、母親にだまされて伸ばしていた髪を切られたり、という親のマイナス面はいつまでも忘れられないので、仕方ないのかな、とも思います。
子どもは、親がどう愚痴を言おうが、親の遺伝子を受け継いで、親が育てた結果ですから、仕方ないと受け入れることができます。
でも、親を選ぶことはできませんし、子どもは親をどうしようもないので、我慢しながら恨みを残すのかもしれません。

つい最近「2001年宇宙の旅」(我が家のビデオライブラリーの1本)を子ども達と見ました。
ちょっと前に「メタルギア」というゲームをやってて、ハルとデビッドという名前が出てきました。ハルといえば「2001年宇宙の旅」のコンピュータだけど、主役の名前はデビッドじゃなかったかな、とずっと気になってたのです。
長女はSF好きなので、「2001年宇宙の旅」は原作まで読んでます。
下二人は、そんな古い映画見るの、と最初は不服そうでしたが、やっぱり「メタルギア」と一緒だ、と言った途端興味を示し、最後まで楽しんで見てました。
前に「映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ夕陽のカスカベボーイズ」を見た時、「荒野の七人」を見ていた上二人は、パロディに大受けしてました。クライマックスで七人が出てきて、ユル・ブリンナーとスティーブ・マックイーンとチャールズ・ブロンソンの吹き替えをやった声優がちゃんと吹き替えてるのです。次女だけ訳がわからずにいたので、お正月に「荒野の七人」を見てから「映画クレヨンしんちゃん・・・」を見直してました。
最近の映画はあまり知らないけど、ゲームや漫画のネタに使われている古い映画を教えてあげて、楽しさ倍増にしてあげたってことも、一生忘れないでほしいなあ。