映画は最高!

実家が本屋で、小五の頃、父から十数巻ある映画音楽全集をもらいました。(多分父が、西部劇の曲が欲しくて私用におろしたのでしょう)
出版社から出していたものなので、レコードはおまけのようで、それぞれの映画に何枚もの写真つきで解説が書かれた、映画百科のような豪華本全集でした。
その頃から、マニアックな人生が始まったようです。

映画音楽には、オリジナル音楽のほか、クラシック、ロック、ジャズと様々なジャンルの音楽が使われています。
歴史や文学を元にしていたり、恋愛、社会問題、戦争、西部劇、SF、ホラー、サスペンス、様々なジャンルの中に人間ドラマがあります。
世界各国の景色や、文化にも触れられます。
たくさんの好奇心が刺激され、いろんな物に興味を持ち、これだけたくさんの映画を、一生でどれだけ見られるだろう、と思ったものです。

小中学校時代は、テレビの洋画劇場全盛期で、映画館に行くことはできなくても、タダで毎日映画を見ることができました。(勉強もしないで映画ばかり見て、と怒られてばかりいましたが)
こんなですから、子どもを怒れないんですよね。

成人してからは、休みの日には、名画座で三本立て、四本立ての映画を立て続けに見たりしました。
300円、400円で、映画が三本も四本も見られたなんて、良い時代でしたね。

子どもが生まれてからは、アニメにまでジャンルは広がって、いくら見ても見切れませんね。
でも、生活は貧しくても、感動があればかなり充実した毎日を送れます。
仕事や子育てのストレスも発散できます。
子育ても、映画に助けてもらえます。

失敗だらけの親ですから、人間はこうあるべき、将来こうすべきなどと偉そうに言える確たる信念はありません。
「アイ・アム・サム」のサムのように、ビートルズの歌詞や歴史を克明に覚えているような記憶力もないので、歌詞を使って自分の考えを表現することもできません。
(なにせ記憶力に乏しいので、映画でも本でも、何回でも新鮮に楽しめます)
だけど、ちょっとしたきっかけで、親子で映画を見て感動を共にすることで、子どもも何かしら得るものがあったのでは、きっとあったはず、あればいいなあ、と思うこの頃です。