本のプレゼント

オモチャを卒業する頃になると、子ども達はプレゼントに、物ではなく現金を欲しがるようになります。つまんないですね〜。
小さい頃から、オモチャ類を買ってあげるのは、お誕生日とクリスマス(サンタさんがくれるんですけど)だけです。
誕生日プレゼントは、本人の希望を予算内で聞いて買っていましたが、クリスマスは内緒の買い物なので、普段の様子を伺って、何を欲しがってるか予想して、それに近い物をできるだけ安く買う、というスリリングな買い物をしてました。
当たれば、サンタさんに願いが届いたということになり、はずれたら、あら〜よその子と間違ったのかね〜、とすっとぼけます。

最近は、欲しい物があるからとか行きたい所があるからと言われ、現金をあげたりしてましたが、今年から図書カードと本をあげることにしました。

数年前まで、実家が近所で本屋をやっていたので、本や漫画は読み放題でした。
実家が本屋をやめてからも、本なら欲しがれば大抵のものは買ってあげてました。
だから本は、プレゼントとして認められてないところがありました。
でも、何に消えるかわからない現金より、図書カードならコミックにしろ小説にしろ確実に本に使ってもらえます。
それにプラスして、子ども達の好きそうな本を探して、あげることにしました。

長女には、「月の本」を見つけました。
今では目標が不安定になってる漫画家志望の長女ですが、いつかは絵に関する仕事をして欲しいと思って、インスピレーションを刺激するような本を探しました。
月に関する写真やイラストが満載で、月に関する情報も詰まったキレイな本です。
思った通り、気に入ってくれました。

長男には、「夜回り先生」をあげました。
漫画は少年・青年から少女コミックまで幅広く読みますが、子ども達の中では一番読書量が少なく、好きな本の趣味もつかみにくいので、一番迷いました。
子ども好きで、小学校か保育園の先生が志望なので、これなら興味を持って読んでくれるかな、と選んだのですが・・・
何度かテレビで特集されているのを見て知っていたようで、読んでみたかったそうです。
予想が当たった!

次女は、すでにお友達とディズニーランドに行くお小遣いとして現金を渡してあったので、本来なら何もなしです。
けれど、前からねだられていた「ナルニア国ものがたり」のボックスを見て、買ってしまいました。(文庫だけど7冊セットで一番高い!あま〜い!)
でも、本ならいいかな、と思ってしまって・・・

わざわざ買わなくても、狭い我が家には、すぐにでも古本屋ができるほど本があふれているのに、本屋に行くとつい財布のヒモがゆるんでしまいます。
次女なんて、図書室の貸し出し冊数の順位を競うために、家にある本まで学校で借りて来るくらいだから、買う必然性は低いんですけどね。
でも、本当に気に入った本は、読み返したいときすぐに読めるように、手元に置いておきたいものです。
子ども達にも、何度でも読みたくなる本を、たくさん見つけて欲しいと思っています。

プレゼント探しと称して本屋を徘徊してきましたが、本屋のあらゆる分野の本を隅々まで見て回ること自体が楽しくて、落ち着きます。
実際は、子ども達より本を読む速度が一番遅くて、読書量も決して多くはないんですけどね。
生まれた時から本の中で育って、中味は読まなくても、本の背表紙から表面的な知識だけを吸収してきたので、本当は知らないのに名前だけ知ってる、という薄っぺらな知識だらけです。
それでも、嫌なことがあったりすると、本屋に行ってグルグルといろんな本を見て歩き回って、本を買い漁って、読み漁って、本に囲まれているのが、一番のストレス解消法になってます。
だから、誰かが喜ぶことを予想して、いろんな本を見て周り、何冊もの本を選んで買う、ということが、自分へのプレゼント。