そろばんの基本

そろばんは、数や位の大きさを、目で見て理解し、指で動かして確認できます。

一珠でできない時は五珠、五珠でもできない時は十を使います。

そのため、5になる数(5の補数)と10になる数(10の補数)をしっかり理解して覚える必要があります。

逆に、10までの数を理解していれば、どんなに大きな数の計算もできます。

 

そろばん各部の名称

一の位を決める定位点と一珠、五珠は、いつも使う言葉なのでしっかり覚えましょう。

 

そろばんの珠の読み方

 

そろばんの珠の説明ではお金を使うとわかりやすいのですが、最近は、子どもにお買い物をさせることも減り、小学生になってもお金の区別がつかない子も多くなっています。

お買い物ごっこなどで、遊びの中でお金を使えるようになると良いと思います。

1円が5枚で5円と同じ、1円10枚で10円など、両替ができるようになると、そろばんの珠が理解しやすくなります。

 

低学年のうちは、12と20を混同するなど、10以上の数が区別できないことがあります。

 

そろばんは、大きな位から順番に答えを書けば、正しい答えになります。

そうやって、位の違いと数の大きさを把握していきます。

 

1.そろばんは、梁に寄せてある珠だけ読むので、計算の前に全部の珠を梁から離しておきます。これを、「そろばんをはらう」と言います。
2.そろばんの真ん中辺りの定位点を一の位と決めます。
3.左へ順に十の位、百の位、千の位、万の位と位が大きくなります。
4.一珠は一の役割、五珠は五のかたまりと考えるので、お金を思い浮かべるとわかりやすいでしょう。一の位の一番上には五円玉が一つ、下には一円玉が四つ、十の位の一番上には五十円玉が一つ、下には十円玉が四つ、百の位の一番上には五百円玉が一つ、下には百円玉が四つと考えます。
5.上のそろばんは「264」と読みます。

そろばんを使う前に

そろばんのはらい方を覚えましょう。

 

1.そろばんを正面に置き、左手でそろばんを持ちます。

2.右手は鉛筆をにぎり、人差し指と親指で珠をはじきます。

(鉛筆を持たない時も、使わない三本の指は軽くにぎります)

3.最初に左手でそろばんの上を少し持ち上げ、全部の珠を下に下ろします。

4.そろばんを平らに戻し、右手の人差し指で梁の上をなぞり、五珠を上に上げていきます。

 

そろばんの珠の動かし方

1.一珠は親指で入れ、人差し指で払います。

2.五珠は人差し指で入れて、人差し指で払います。

3.6・7・8・9は五珠と一珠を同時にはさむように入れ、払う時は、人差し指で一珠、五珠の順に払います。

 

この指使いが基本です。

指使いを覚えるために、1から9まで入れてから、1から順に払う練習を何度もします。

慣れないうちは、一珠を人差し指で入れてしまったり、五珠を親指で払ってしまう間違いをするでしょう。

無意識に正しい指使いができるようになることが、最初の目標です。